マキタ早わかり
1915年の創業以来、
電動工具の製品開発に挑み続けてきた
マキタの
歴史と特長をコンパクトにご紹介します。
あゆみ
1915年、マキタはモータの販売修理会社として産声をあげました。その後1958年に国産初の携帯用電気カンナを発売。以来、半世紀以上にわたり電動工具メーカーとしての地歩を固めてきました。そして、住まい作りに携わるあらゆるユーザーの皆さまのお役に立てる製品とサービスを探求し続けています。マキタの歴史は、すなわち電動工具の進化の過程であり、お客さまとともに歩んだ歴史でもあります。
創業
「電気の時代」を追い風に、牧田電機製作所が創業
1915年 |
名古屋において牧田電機製作所(個人経営)創業 電灯器具、モータ、変圧器の販売修理を開始 |
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1935年 |
ソ連へ発電機、モータを初輸出 輸出にあたり、ソ連の検査は厳重をきわめた。しかし、見事な成績でクリアし、マキタにとっての記念すべき海外輸出第1号となった。 ソ連検査官の立ち合い検査 |
1938年 |
個人経営を株式会社に改組、株式会社牧田電機製作所設立 当時の資本金は18万円、総株式数は3,600株、従業員は94人であった。 |
1945年 |
工場疎開を兼ねて愛知県安城市の現在地に移転 |
エンジンから充電へ
排ガスゼロ※・燃料ゼロ※・始動の手間ゼロ&低騒音
2005年、当社は業界に先駆けてリチウムイオンバッテリを搭載したインパクトドライバの販売を開始しました。その後も次々とリチウムイオンバッテリ製品を発表し、そのラインアップは業界随一のものとなっています。近年では電動工具だけでなく、集じん機や園芸用機器でもリチウムイオンバッテリを採用した製品の拡充が進んでいます。また、昨今の自然環境や作業環境に対する意識の高まりから、排出ガス、騒音・振動対策が重視されるようになっています。当社はこれに応えるため、充電式工具でありながら、エンジン式に匹敵するパワーを有し「排ガスを出さない」※「燃料を必要としない」※「始動時の手間がない」そして「圧倒的に低騒音」を追求し、環境との調和を目指しています。
- 工具使用時
ものづくり
マキタは、国内外に広がる開発・生産・販売サービスの一貫したネットワークを通じて、世界のユーザーニーズを的確に捉えた製品を、高い品質と業界屈指のサービスと共にお届けし続けます。
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製品開発・品質保証
業界屈指の製品開発力
プロ用電動工具にいち早くリチウムイオンバッテリを採用し、これをシリーズ展開する業界屈指の製品開発力を誇っています。安全性やデザインの洗練性、ユーザーの作業環境および地球環境に配慮した製品設計を行っており、CAE解析などの先端技術を活用することで、蓄積された独自のノウハウをさらに強化し、信頼のブランドを築き上げています。
設計から量産まで品質を保証する体制
設計から量産まですべてのプロセスにおいて品質を保証する体制を構築しています。開発ではデザインインを強化し、不具合が発生しないよう設計をしており、その後、法令・規格、機能、耐久性などさまざまな観点から評価を行い、お客さまが満足して製品を使用していただけることを確認しています。
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生産
同一品質のものづくり
安定した品質の製品を効率よく生産するため、自社製設備の開発や工場間での量産ノウハウの展開・共有を行っています。生産現場での省人化を進めるとともに、誰でもどの国で作っても同一品質の製品となるようにものづくりを進化させています。
グローバルな生産体制
世界8カ国(日本、中国、ルーマニア、タイ、イギリス、ブラジル、アメリカ、ドイツ)に工場を構えており、生産台数の約9割を海外工場で生産しています。今後も地域の需要に応じてスピーディに製品の製造・供給を行うために、さらなる生産能力の増強に取り組んでまいります。
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販売・サービス
業界随一の拠点網
世界中に張り巡らされた業界随一の拠点網がマキタの強みであり、これにより迅速かつ安定的な製品の供給を実現しています。海外では約50カ国の直営の営業拠点を、国内では129カ所の営業所を基盤に、展示会や実演イベント、ユーザー訪問などを通じた各種販売促進活動を積極的に行っています。
顧客密着のサービス活動
故障により工具が使えなくなることはお客さまの作業の遅れに繋がります。マキタでは製品が故障した際には、速やかに各拠点で修理しお客さまにお届けしています。販売のみならず、きめ細かいアフターサービスを提供することで、作業現場の効率・生産性向上に貢献し、信頼関係の構築に繋げています。