1915年(大正4年)に創業し、2015年に100周年を迎えたマキタでは、
創業当時から生き続ける精神を基に、人材育成を手掛けてまいりました。
マキタの成長を支えるのは、そこで働く人財の力にほかなりません。
ひとりひとりの従業員が、最大限の力を発揮できる機会を提供するのが人材育成の基本です。
右にスクロール
当社は人事制度を全社員に公開しており、その中で評価基準も開示しています。
社員は年度初めに目標を設定し、年2回以上の面談で上司に取り組み成果を報告し、上司からのフィードバックを受け取ります。そうすることで、公平・公正な評価と効果的な人財育成につなげています。
『経営者は、従業員に対して納得のいくように諭し、言い聞かせればよい(いばるな)。
従業員もお互いに怒ってばかりいたのでは、仕事はうまく運ばない(おこるな)。
不況になったり、仕事の上でつまづくといった逆境にあっても、
あせったり(あせるな)、くさったりしてはいけない(くさるな)。
あせって過当競争をすれば、自分で自分の首を絞めるようなものである。
だからといって、のんびりしてよいということではない。
負けたのではそれこそ何にもならない(まけるな)。』
これは、マキタの創業者である牧田茂三郎と共にマキタの礎を築き上げ、マキタを「モーターの会社」から「電動工具の企業」へと変貌させた後藤十次郎の人生訓であり、マキタの社訓でもありました。この「5つのテスト(おいあくま)」は、従業員に守らせるというより、後藤氏自身が自分に言い聞かせる言葉として重宝しました。
この5つのテストは、現在でも受け継がれています。マキタの精神は、創業当時に築き上げられたといっても過言ではありません。
※研修・教育制度については、情勢の変化に応じて、適宜見直しを行っております。