人財育成
人財への考え方
当社の成長を支えるのは、当社で働く人財の力にほかなりません。創業者の牧田茂三郎と共に当社の礎を築き、「電動工具の企業」へと当社を変貌させた後藤十次郎の人生訓でもある『経営者は、従業員に対して納得のいくように諭し、言い聞かせればよい(いばるな)。従業員もお互いに怒ってばかりいたのでは、仕事はうまく運ばない(おこるな)。不況になったり、仕事の上でつまずくといった逆境にあっても、あせったり(あせるな)、くさったりしてはいけない(くさるな)。あせって過当競争をすれば、自分で自分の首を絞めるようなものである。だからといって、のんびりしてよいということではない。負けたのではそれこそ何にもならない(まけるな)。』をベースとして、一人ひとりの従業員が、最大限の力を発揮できる機会を提供しています。
人財教育制度
国内では、新人から中堅を経て管理職クラスに至るまでを階層別に分けた研修制度のほか、工場実習研修などの各種研修や会社が一部費用を補助する通信教育の受講制度を備えています。
一部の昇格・昇進試験では、部下との面談演習などマネジメントに関する研修も実施しており、本人のマネジメント能力の測定とフィードバックを行うことで、マネジメント能力やリーダーシップ向上に向けた取り組みを進めています。
教育体系イメージ図
職群 | 入社1年目 入社2年目 |
その他 | 一般職 | 基幹職 | 総合職 | 管理職 |
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昇格昇進試験 | 格付試験 | 昇格試験 | ||||
マネジメントリーダー研修 | ||||||
階層別教育 | 新入社員研修 | 異業種交流研修 | コーチング研修 | |||
新任監督者研修 | ||||||
トレーナー・昇格試験評価者教育 | ||||||
職種別教育 | 営業研修 | |||||
海外業務研修 | ||||||
工場実習 | ||||||
共通 | キャリアプラン研修 | |||||
通信教育(語学・ビジネススキル・専門分野などの自己啓発講座) | ||||||
倫理指針・コンプライアンス教育 | ||||||
環境・安全衛生教育 |
また、毎年従業員が年度初めに目標を設定し、その成果などについて上司との面談を実施しています。面談の際に、上司から適宜従業員へフィードバックを行い、今後について話し合う機会を設けることで、各自の成長を支援しています。基本給は過去1年間の評価、賞与(年2回)は半期の評価と会社業績に応じて変動しており、従業員のモチベーションの向上につなげています。
個人の評価と基本給、賞与との関係
- 1年間の評価
- 基本給に反映
- 半期の評価
- 賞与に反映
中国工場における人財育成
生産拠点の中核である中国工場においても、人財育成に積極的に取り組んでいます。マネージャーを対象とするリーダーシップ向上や問題解決の研修をはじめ、各階層別に積極的に研修を行うことで継続的な成長を促しています。また、一定の役職者以上には、安全教育や法律法規研修なども実施するとともに、日本での研修予定者や希望者には日本語勉強会を実施しています。