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開発技術職のキーパーソンが語る
Career Story
03
1994年
入社1年目
開発技術本部 開発部第5グループ
新製品開発グループにて量産製品のクレーム対応
1995年
入社2年目
ディスクグラインダの新製品開発担当
お客さまの手元にある製品に改良を加えるための付属品を供給する、という対処方法ではなく、新たな機能を付加した製品を開発することに。グループ内のベテラン先輩社員が担当する新たな優先開発モデルの兼ねあいもあって、急遽私が一般試作機の評価検証以降の開発工程から量産までのすべての工程を任されることになりました。
自部署の上司や先輩を頼りながら、見よう見まねで新製品開発に取り組むことを通して、社内の人脈も意識的に広げていきました。
1999年
入社6年目
ポリッシャの新製品開発担当
2002年
入社9年目
震動ドリル(大量生産モデル)の新製品担当
2004年
入社11年目
小型ディスクグラインダの設計担当
中国で「Simple/Solid/Power」をコンセプトに掲げた製品設計開発プロジェクト(第2ブランドプロジェクト)が成功を収めたことで、その手法をマキタブランドに取り入れる計画が立ちあがりました。プロジェクトの第1弾として、価格競争力が急務な小型ディスクグラインダが選ばれ、その設計担当者に私が指名されました。
まずは中国出張を重ね、中国国内の取引先を足しげく訪問し、現場について深く理解すること。そして、実情に合わせ確保すべき品質は維持しつつ、コスト低減を実現する設計を行う必要がありました。
2005年
入社12年目
ディスクグラインダの設計主任
2008年
入社15年目
市場調査を目的とした海外出張へ
マキタでは、開発技術本部の技術者がアメリカやヨーロッパ諸国で長期滞在しながら、市場の理解やユーザーの声を収集する取り組みを行っています。私はアメリカに出張することになり、半年間にわたる海外ひとり暮らしを経験しました。
営業本店のあるロサンゼルスを拠点に、アメリカ全土、ときにはカナダや南米にも飛び、作業現場の生の声や現地の営業担当からの新鮮な情報を得ました。毎週のようにヘルメットや安全靴、安全ベストを携えて、各地域の金工・石工作業の現場を訪れたのは、とくに印象に残っています。
2009年
入社16年目
ディスクグラインダ・サンダの製品開発担当
2015年
入社22年目
ルーマニア工場の調達部門
地政学的リスクや為替リスクを回避・分散し、リードタイムを削減できるよう、コストに見合い、かつ現地調達で地産地消を目指した新規業者開拓の業務を遂行しました。
具体的には、中央ヨーロッパや東ヨーロッパにおいて、JETRO(ジェトロ=日本貿易進行機構)や現地日本大使館など、あらゆるネットワークを駆使して取引先の情報を入手。そして、ローラー作戦的に実際に訪問し、品質管理体制や加工技術・保有設備などの製作能力についての調査を行いました。
2021年
入社28年目